イスラエルによる占領と封鎖を支援しないためのBDSの始めかた(1)

Boycott 【ボイコット】


 間接・直接的にイスラエルを支援している企業の商品を買わない。
 とはいえ、どんな商品をどんな理由でボイコットしたらいいのでしょう?
 ここでは、その一例をご紹介します。

まずは直接イスラエルに関係あるものは買わない!


日本がイスラエルから輸入しているいろんな原料


 実は金額が大きいのはいろんな原材料……
 こんなものが含まれるようなモノを買うときには、メーカーに原材料の原産国を尋ねてみましょう!
・プラスチック………約5億2000万円
・その他の化学製品(化粧品や化学化合物など)………約1億円
・ゴムタイヤおよびチューブ(おもに自転車用)………約3億2000万円
・織物用の糸、合成繊維………約1億6000万円
・紙類………約1億円
(出典:外務省貿易統計2009)

えっ? こんなものも? イスラエル産の原料を使った商品


@野菜ジュース、レモンジュース

 なんと、原料のフルーツにイスラエル産のものが使われています。
 野菜生活(カゴメ)、有機野菜を飲むならこれ(ヒカリ)、キレートレモン(ポッカ)
Aコスメティック、健康食品

 死海の塩、バスソルト、アロマオイルなど。
 たとえば無印良品のエッセンシャルオイル「グレープフルーツ」はイスラエル産です
Bレモン果汁

 野菜ジュースと同じく、イスラエル産のレモンが使われています。  ポッカレモン100(ポッカ)

買うときには原産国に気をつけて!な商品


 ※イスラエルのバーコード番号は729
 日本で流通しているイスラエルからの輸入品
  @ ワイン
  A スウィーティー
  B フォアグラ
  C トマトペースト、トマトパウダー

お金のある方はぜひ投資しないでくださいね、な金融商品


@ ユダヤ・ハイテクファンド ユダヤの知恵(藍澤證券株式会社)

 イスラエルのベンチャーキャピタル「ベルテックス・ファンド」を通して、イスラエルおよびイスラエル関連のハイテク企業に間接的に投資されています。
A メロン世界新興国ソブリンファンド

 あなたのお金で、イスラエル国債が買われ、そのお金で武器が買われているかもしれません。


イスラエルを支援している企業を知って、その企業に関連する製品をボイコットしよう!


イスラエル企業と提携・協力している日本企業リスト


・富士フィルム

 イスラエルのギブン・イメージング社と業務提携。
・伊藤忠商事

 イスラエルに駐在。また、イスラエルのORMAT社と自然エネルギーの利用促進のため協力。

えっ?あの企業って実はイスラエルサポーター?な企業リスト


・スターバックス

 会長ハワード・シュルツは活発にイスラエルを支持するPR活動を行なっています。2002年、イスラエル軍がパレスチナのジェニン、ナブロス、ベツレヘムなどにおいて破壊と虐殺を行なっていたとき、パレスチナ人を非難しイスラエルへの支持を訴えるスピーチをしたこともあります。このとき、たとえばジェニンでは、狭い居住区で暮らす1万5000人のパレスチナ難民(約半数が十八歳未満の子供)が、イスラエ ル軍の二週間に及ぶ無差別な爆撃に晒されました。
・マクドナルド

 マクドナルド会長兼CEO の Jack M. Greenberg は、シカゴのアメリカン・イス ラエル商工会議所の名誉会長です。またマクドナルドは、様々な活動や資金援助を通 じてイスラエルを支援する“Jewish United Fund”(ユダヤ人基金)及び、“Jewish Federation”(ユダヤ人協会)の主要な企業パートナーだとのことです。“Jewish United Fund” と“Jewish Federation” は、イスラエル政府がパレスチナ人を 追放して略奪した地域を開発するための資金も提供しています。
・コカコーラ

 イスラエルに対する様々な形での援助に対して、イスラエル関連団体やイスラエル政府から表彰されています。またコカ・コーラ社は、イスラエル政府がパレスチナ人から略奪した土地に工場を建設する予定です。そこにはすでに、インテルの工場があります。建設予定地のal-Manshiyya村では、イスラエル政府によって300軒あっ た家が全て破壊され2000人のパレスチナ人が追放されました。
・ネスレ

 ネスレは、その多額の投資がイスラエルへ多大な貢献をしているとして、1998年ネタニヤフ首相(当時)から "Jubilee Award" を授与されました。ネスレの製品は多肢に渡りますが、代表的なものに、Nescafe(ネスカフェ:インスタント・コーヒー)、KitKat(キットカット:チョコレート)、Maggi(マギー:調味料)、Buitoni(ブイトーニ:パスタ&ピザ)、Perrier(ペリエ:ミラネル・ウォーター)、Vittel(ヴィッテル:ミラネル・ウォーター)などがあります。
・インテル

 インテルは、最も大きなイスラエル支援企業のひとつです。1999年、インテルはイスラエル政府によって略奪されたパレスチナ人の土地に工場を建設し、そこから大きな利益を得ています。インテルの工場が立つal-Manshiyya村では、300軒あった家が全て破壊され2000人のパレスチナ人が追放されました。Intelは、主にコンピュータの主要なパーツであるCPUを生産販売している企業です。
・マイクロソフト

 イスラエル軍によるジェニンへの侵攻と虐殺が行われていた 2002年4月、マイクロソフトは、イスラエルのテルアビブ付近の高速道路脇に「心からイスラエル国防軍への感謝を捧げます」と書かれた広告を多数掲げました。2005年10月、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長はイスラエルを訪れ、シャロン首相(当時)やオルメルト産業貿易相を表敬訪問し、現地マイクロソフトの従業員や財界人と会合を持ちました。また、「イスラエルのハイテク部門は世界市場で重要な役割を果たすだろう」と語り、イスラエルとの協力体制の強化を約束したとのことです。

その他……


 入植地に出店している企業などもあります。入植地への出店は、違法に占領されている場所でお金を儲けていることを意味します。

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